白米に雑穀をプラスして、召し上がる機会も多いのではないでしょうか。
日本では、米・麦・粟・豆・黍(きび)または稗(ひえ)を五穀と呼んでいます。
特に、キビの仲間の粟(あわ)や稗(ひえ)は、食物繊維やミネラルが豊富で、便秘解消や貧血予防など、体調を整えるというオマケ付き!
先日、奈良の地で育まれる収穫直前の粟を拝見する機会をいただきました。
「むこだまし」と一風変わった名前で呼ばれる粟です。
一般的な粟の粒は黄色なのに対して、むこだましは真っ白の粒。
白い餅ができるため、もち米がとっても貴重だったその昔、
お婿さんがお米の餅と間違えたことから
「むこだまし」の名がついたと伝えられています。
炊くと粘りが強く、モッチモチ。
オーナーの三浦ご夫妻とヤギのペーターくん・ハナちゃんのおもてなし、
たわわに実る粟から、日本のたからもののエネルギーに触れた1日でした。
ありがとうございました。
貴重な「むこだまし」をお召し上がりいただける、お店のご紹介。
美しく、可愛らしいお料理や素材から元気をいただける、
私的パワースポットです。
●cotocoto
宇陀大納言小豆と大和白小豆の2種類の小豆のお味が上品な粟ぜんざい。
テイクアウトのお弁当もオススメ!こっそりリピートしています。
●清澄の里 粟
お食事コースのデザートで出していただいた
粟生(あわなり/和菓子)+採れたてイチジク。
こちらも、宇陀大納言小豆と大和白小豆の2種類の小豆が包まれています。
あっという間に10月!
風が心地よい季節、心はずむハッピーな1か月となりますように★
森奈良漬店 5代目・森 麻理子